先日「イナゴタワー」なるものに初めて遭遇したので、その時の記事を投稿します。
自分は基本的にスイングトレードをメインでやっていくつもりではありますが、約100万分の資金を1年単位で見た国内株式の長期投資に使っています。
その中で、クラウドサービスやソフトウェアの会社であるサイボウズ(4776)の株も100株保有しているのですが…
買付から一ヶ月後の決算の後に株価が急落しました。決算の内容を見ると、今期の決算内容は悪くないものの、来期が減益となる見込みとのことでそれが悪材料になったようです。決算後もどんどん下がり含み損も10%を超えました。スイングトレードであれば早い段階で損切りをしますが、ファンダメンタル分析をせずにただの雰囲気で選んだものの1年単位で保有する予定だったので特に何もせずに放置していました。
そしてその後…
なんか物凄い上がっとる…
出来高も伴い10%近く上がっており凄い驚きました。良い材料が出たのかなーとニュースの記事を探すも何も出てきませんでしたが、Twitter で検索したところ原因が分かりました。
どうやら、有名な資金力のある投資家の方がかなりの数の株式を買い増ししていたことが判明したようです。その情報を好材料と受け取り他の投資家も買い付けに集まってきたことが原因のよう。こういった短期で材料株の回転売買を繰り返す個人投資家のことを「イナゴ投資家」と呼び、そのイナゴ投資家が集まって出来上がるタワーのような形状のチャートを「イナゴタワー」と呼ぶ…らしい。(wikipedia コピペ)
理屈も分かるし、まぁそういうのもあるんだろうなとは思っていましたが、「イナゴタワー」なる単語は初めて知りましたし、保有している銘柄にイナゴタワーが建つのも初めてだったので新鮮でした。仕手株ではなかったので良かったですが、こういうイナゴタワーが建つとその後のチャートが一気に崩れて読みにくくなるのでスイングトレーダーにとっては危ない銘柄になりそうだなぁ…